top of page
みのしま歴史散歩
万葉集にも登場する「美野島」〜千年以上続く地名の物語〜
美野島という地名は、実は万葉集にも登場する由緒あるものです。かつてこの地は川の河口に浮かぶ「島」だったと伝えられています。今回は、その歴史を少しだけご紹介します。

古くは「簑島(みのしま)」と呼ばれていた
現在は「美野島」と書きますが、古くはこの地は「簑島(みのしま)」と呼ばれていました。
当時、このあたりは那珂川の河口付近に広がる湿地帯で、小さな島のような地形をしていたと考えられています。
「簑(みの)」とは、雨具として使われていた藁製の道具のこと。
川辺の風景と結びついた、自然由来の地名だったとも言われています。
万葉集に詠まれた「簑島」
奈良時代に編まれた万葉集には、この「蓑島」に関わる歌が収められています。
千年以上前の人々が、この地の風景を見ながら歌を詠んでいたと考えると、今の街並みの中にも、どこか歴史の積み重なりを感じさせてくれます。
現在、美野島公園にはそのことを伝える万葉歌碑も設置されており、実際に現地で歴史に触れることができます。

